更新が遅くなりましたが、先日の講座の内容を。
今年は日本から鏡リュウジ先生、そして在住ではありますが日本人のユキコ・ハーウッド先生の講座が開講されました。
鏡先生の講座は2本あり、一つは赤の書のユングをテーマに展開され多くの海外の受講者も詰めかけました。<ユングと占星術>のマギー・ハイド先生やジェフリー・コーネリアス先生も参加されレクチャーののちウィットにとんだ質問などもあり活気のある時間でした。もう一つは日本の西洋占星術の歴史。日本の占星術界をリードしている鏡先生ならではのレクチャーで、占い雑誌の<My Birthday>やルネ・ヴァンダール先生のお姿もプロジェクターに投影され、興味深い時間でした。
尚、この講座は11月に日本でも受けることが出来るそうです。詳細は
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ユキコ・ハーウッド先生の講座も、海王星になぞらえて日本の文化との融合や<蝶々夫人>の解釈を当時の天体配置になぞらえたレクチャーや現在、射手座を運行する土星をテーマに一昔前の出来事・三島由紀夫(海外でも知名度が抜群だそうです)を中心にしたアカデミックな解釈の講座の数々。と、オリンピックじゃありませんが、日本人ががんばっていました~☆☆☆
ユキコ・ハーウッド先生はネットでもレクチャーもあります。ご興味のある方は→
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そして、今回気になったのがホラリー占星術。医療占星術ではDecumbitureと言われる用法で、人を読むのではなく、時を読むという手法。これはますますテクニックが進化していく分野だと思います。
基本は人それぞれが自分らしく生きるための知恵を星が伝えてくれるという事に尽きると思うのですが、なかなか楽しい、興味深い占星術のロジックに触れ学べることに感謝しなくてはいけないとつくづく感じた、英国滞在でした。
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